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試算表とは

簿記の一連の流れ、つまり日々の取引の発生から、最終目標である財務諸表作成までの作業の順は、複式簿記「超」入門編まとめのところで学習しましたように、

1.取引

2.仕訳

3.勘定記入

4.財務諸表作成

でした。

このうち、1.~3.は通常、会計期間中に日常的に発生・実施するものですが、4.は通常、決算時に行うものです。

基本は、各勘定口座の残高を集めて、資産・負債・純資産科目であればB/S、費用・収益科目であればP/Lに転記すればいいのですが、この段階にきて「B/SやP/Lが合わない!」「そもそも借方・貸方の合計が合わない!」ということがあってはいけません。
決算は忙しいのです。

借方・貸方の合計額が一致しているかという基本的なことをチェックするために、あらかじめ「試算表」というものをつくります。

この試算表は、決算に際しては必ず作成しますが、それ以外のときは、必要に応じて(チェックが必要なら)作成します。
現在では、会計ソフトやシステムが普及しているので、仕訳や勘定口座もコンピュータ処理され、試算表も毎日、あるいはリアルタイムで簡単に作成できるでしょう。

勘定口座にはそれぞれ、借方・貸方があるわけですが、
単純に各勘定口座の借方合計と貸方合計を集めて並べたものが「合計試算表」
借方と貸方で差し引きして、各勘定の「残高」を集めたものを「残高試算表」
各勘定の借方合計も貸方合計も残高も「全部載せ」したものを「合計残高試算表」
といいます。

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例えば、現金勘定で、借方合計(現金が入ってきた合計)が200万円、貸方合計(現金が出て行った合計)が150万円だとすると、

となります。

なので、残高試算表では原則、資産・費用は借方に数字が入って、貸方は空白。
逆に負債・純資産・収益の科目では、貸方に数字が入り、借方は空白となります。

実際の簿記3級検定試験では、第3問(配点30点ほど)でよく出題されます。
ある時点の試算表があり、その後いくつかの取引があったあと、その後の試算表はどうなるか、といった出題が多いです。

第1問(配点20点)の仕訳問題より第3問の方が、配点のボリュームが大きいのですが、結局第1問で問われる(よりもカンタンで数多い)仕訳を早く正確に行い、その結果を試算表に反映させる、という解き方になります。

次回は、実際の出題傾向に即した試算表の問題演習をします。

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