Q1.選びきれないほどの会計システムや会計ソフトが出そろい、自動仕訳やAIによる会計処理だってできるのに、今さら簿記なんて勉強する必要あるんですか?

A1.必要ありません!

AIで判断できる会計処理しか発生しないのであれば。

非定型的な取引や、自社特有の取引、過去に事例のない例外的なケースが発生しないのであれば。

あったとしても、すべて自動で正確に判定・処理できる完璧な会計システム・会計ソフトを利用しているのであれば。

完璧とは言わないまでも、サポートやヘルプデスクに相談すれば、どんな例外的な取引の会計処理もすべて正解を教えてもらえるのであれば。

あるいは、決算書類や財務諸表を理解したり説明したりする必要が一切ないのであれば。

外部関係者や税務当局などに決算書類等の説明をする必要がある場合でも、顧問税理士や会計士に丸投げできるのであれば。

簿記会計の知識やスキルなんて一切必要ありません。経理・会計担当者も必要ないかもしれませんね。

Q2.簿記会計の基本的な理解は必要だとしても、簿記検定を取る必要はあるんですか?

A2.必要ありません!!

必要なときに、必要な知識だけあればいいのであれば。

一度理解して、時間が経って忘れてしまっても構わないのであれば。

時間が経って忘れたとしても、少し勉強すればまたすぐに思い出せるというのであれば。

あるいは、簿記検定のために勉強する、勉強した内容を答案にアウトプットするという実践をしなくても、理解できて忘れないのであれば。

簿記検定を受ける必要なんて一切ありません。