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補助記入帳

前回までに学習した補助簿、すなわち売掛金元帳・買掛金元帳・商品有高帳は、総勘定元帳を補助する明細なので、補助元帳と呼ばれます。

そして、今回は仕訳帳の明細である補助記入帳について紹介します。

その種類は、

(1)現金出納帳
(2)当座預金出納帳
(3)小口現金出納帳
(4)売上帳
(5)仕入帳
(6)受取手形記入帳
(7)支払手形記入帳

と多いのですが、過去問を見ますと、出題されているのは(2)(3)(6)が多いようです。
また、いくつかのバリエーションの取引について、それぞれどの補助簿に記入されるかを問う、総合的な出題もあります。

(1)現金出納帳

【現金出納帳のつくり】

実務ではよく使う現金出納帳ですが、簿記検定試験での出題はあまりないようです。

(2)当座預金出納帳

【当座預金出納帳のつくり】

「借/貸」欄は、残高が借方か貸方かを表します。
預金は資産なので残高は借方なのが通常ですが、もし残高が貸方だったら?
・・・当座借越状態ということです。

(3)小口現金出納帳

【小口現金出納帳のつくり】
検定試験での出題は、小口現金の仕訳問題対策のところで扱った、小口現金の補充と精算の仕訳について問われます。

また、バス代やはがき代、お茶代や新聞購読料などといった具体的な費目が、それぞれ交通費/通信費/消耗品費/雑費のどれになるかも問われます。

(4)売上帳/(5)仕入帳

【売上帳・仕入帳のつくり】

(6)受取手形記入帳/(7)支払手形記入帳

【受取手形記入帳のつくり】

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支払手形記入帳も構造は同じです。

解ける!簿記 3級 過去問類題(補助簿総合問題)

(第128回類題)

【問題】
次の(1)~(2)の取引について、ア~ケのどの補助簿に記載されるか、あてはまるものを全て選べ。
(1)商品100,000を仕入れ、代金のうち30,000は小切手を振り出し、残額は約束手形を振り出して支払った。
(2)A商店に仕入原価50,000の商品を100,000で販売し、代金のうち30,000は同店が保有するB商店振出しの約束手形を裏書譲渡され、残額は掛けとした。
ア 小口現金出納帳
イ 当座預金出納帳
ウ 仕入帳
エ 売上帳
オ 支払手形記入帳
カ 受取手形記入帳
キ 仕入先元帳(買掛金元帳)
ク 得意先元帳(売掛金元帳)
ケ 商品有高帳

【THINKING SPACE】

【解答】
(1)イ、ウ、オ、ケ
(2)エ、カ、ク、ケ

【合格のための考え方】
本問は、これまでの補助簿の理解を総合的に問うもので、個々の帳簿のフォーマットではなく、どの帳簿を用いるかの問いです。最近の出題で好まれる問題のようです。
取引の文章を丁寧に読みながら、あてはまるものを拾っていきます。

(1)
「商品100,000を仕入れ」=仕入帳
小切手を振り出し」=当座預金出納帳
「残額は約束手形を振り出して支払った」(自分が支払う手形)=支払手形記入帳
と、これだけで終わりではありません。
冒頭「商品・・・を仕入れ」で商品に動きがあるので、商品有高帳もです。

(2)
「・・・商品を・・・販売し」=商品有高帳及び売上帳
「代金のうち・・・約束手形を裏書譲渡され」=裏書だろうが、自分がもらえる手形なので受取手形=受取手形記入帳
「残額は掛け」=売掛金元帳

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